高性能住宅
W(ダブル)断熱工法の家は、従来の外断熱工法と内断熱工法の両方を組み合わせた次世代型住宅です。高気密・高断熱の外断熱住宅よりさらに上をいく気密性と断熱性で、より
高性能な住宅となります。性能を強化することで換気や冷暖房などの電化システムを最大限に発揮することができ、季節を問わず家の中は快適な温度に包まれ、もう結露や湿度で悩むこともありません。
また、気密性を高めたことで、家の内外の音も漏らさない遮音性の高さも実現しました。耐久性にも優れているので、耐震装置をプラスすることで家の強度も上がります。24時間換気システムによって、家のどの場所にいてもキレイな空気で過ごせるW断熱住宅は、まさに家族の健康を守る高性能な住宅といえます。
驚きの気密性能
気密性を表す単位に
C値(相当隙間面積)(cu/u)という値があります。
住宅の隙間の合計面積を計り、それを床面積で割ったものをC値と言い、値が小さいほど優れた気密性能を表します。
C値が0.1(cu/u)ということは、延べ床面積が200uの住まいでは20cuとなり、家全体の隙間の合計が約50cuの名刺の大きさより小さいということになります。
以下、タケウチ工務店で建築した住まいの気密測定結果をまとめました。
|
延べ床面積(u) |
C値(相当隙間面積)(cu/u) |
h様邸 |
287.37 |
0.03 |
g様邸 |
327.84 |
0.09 |
f様邸 |
231.35 |
0.07 |
e様邸 |
259.66 |
0.06 |
d様邸 |
167.47 |
0.08 |
c様邸 |
153.19 |
0.07 |
b様邸 |
141.88 |
0.07 |
a様邸 |
191.34 |
0.13 |
ご覧いただいたように、タケウチ工務店で建築した住まいは、驚くほどC値が小さいことがわかります。
これはつまり、家の隙間が
ほとんどないということになります。古い家などではどうしても、窓や玄関などの隙間から風が入り込み、冬は寒く、夏は暑くなりがちです。せっかく冷暖房機器を使っていても効果が発揮されず、電気代もかさんでいきます。
家の面積が大きくなるほど家の隙間も多くなりがちですが、タケウチ工務店では培ってきた豊富な知識と経験、技術力により気密性の高さを実現しています。
気密・断熱の重要性
世界の平均気温はこの100年でおよそ0.73℃上昇しているといわれています。日本ではさらに高く1.12℃の割合で上昇しています。確かにここ数年、35℃を超える猛暑日や熱帯夜、突然の豪雨や雷、大雪といった異常気象が続いています。地球温暖化は今後さらに加速すると考えられます。その中で日本のエネルギー消費量は、人々の暮らしの変化などによって増加傾向にあり、大震災の影響で使えるエネルギーが制約されています。これからは、限られた資源をいかに効率よく使うかが課題となり、国では
住宅の省エネルギー化(低炭素化)を推し進めています。そのため、優れた住宅性能の一つとして、エネルギーの消費量も削減される
気密性と
断熱性が重要となってくると考えられます。
タケウチ工務店の「家づくり&リフォーム」では、将来的な光熱費・メンテナンス費を抑えることを前提に、家計をサポートする住まいづくりを心がけております。