高性能住宅
W(ダブル)断熱工法の家は、従来の外断熱工法と内断熱工法の両方を組み合わせた次世代型住宅です。高気密・高断熱の外断熱住宅よりさらに上をいく気密性と断熱性で、より
高性能な住宅となります。性能を強化することで換気や冷暖房などの電化システムを最大限に発揮することができ、季節を問わず家の中の温度・湿度は一定に保たれ快適に過ごすことができます。
また、気密性を高めたことで家の内外の音も漏らさない遮音性の高さを実現しました。耐久性にも優れているので、耐震装置をプラスすることで家の強度も上がります。24時間換気システムによって家のどの場所にいてもキレイな空気で過ごせるW断熱住宅はまさに家族の健康を守る高性能な住宅といえます。
断熱等級7に対応
断熱等級(断熱等性能等級)とは、国が定めた住宅における断熱性能の基準値を表します。等級は1〜7まであり数値が大きいほど断熱性能が高く、現在等級7が最高ランクとなっています。今後は新築住宅に対して断熱等級の基準を設け、2025年以降には義務化される予定で段階的に基準値は上がっていくと予想されます。
断熱等級を表す指標にUA値(外皮平均熱貫流率)があり、数値が小さいほど断熱性能が高く、等級5ではUA値0.6〜0.4(w/u・k)、等級6ではUA値0.46〜0.28(w/u・k)、等級7ではUA値0.26〜0.2(w/u・k)となります。
タケウチ工務店で建築した高性能住宅UA値は
0.26(w/u・k)と最高ランクである
断熱等級7に対応しています。
驚きの気密性能
気密性を表す単位に
C値(相当隙間面積)(cu/u)という値があります。
住宅の隙間の合計面積を計りそれを床面積で割ったものをC値と言い、値が小さいほど優れた気密性能を表します。
C値が0.1(cu/u)ということは、延べ床面積が200uの住まいでは20cuとなり家全体の隙間の合計が約50cuの名刺の大きさより小さいということになります。
以下、タケウチ工務店で建築した住まいの気密測定結果をまとめました。
|
延べ床面積 (u) |
C値(相当隙間面積) (cu/u) |
h様邸 |
287.37 |
0.03 |
g様邸 |
327.84 |
0.09 |
f様邸 |
231.35 |
0.07 |
e様邸 |
259.66 |
0.06 |
d様邸 |
167.47 |
0.08 |
c様邸 |
153.19 |
0.07 |
b様邸 |
141.88 |
0.07 |
a様邸 |
191.34 |
0.13 |
ご覧いただいたようにタケウチ工務店で建築した住まいは、驚くほどC値が小さいことがわかります。
これは
家の隙間がほとんどないということを表わしています。家が老朽化すると玄関や窓から隙間風が入り込み外気温の影響を受けやすく(夏は暑く冬は寒く)なり、冷暖房機器を使用していても効果が発揮されず光熱費もかさんでいきます。
家の面積が大きくなるほど家の隙間も多くなりがちですが、タケウチ工務店では培ってきた豊富な知識と経験、技術力により気密性の高さを実現しています。
気密・断熱の重要性
世界の平均気温はこの100年でおよそ0.73℃上昇しているといわれています。日本ではさらに高く1.12℃の割合で上昇しています。ここ数年35℃を超える猛暑日や熱帯夜、突然の豪雨や雷、大雪といった異常気象が続いており、地球温暖化は今後さらに加速すると考えられます。その中で日本のエネルギー消費量は人々の暮らしの変化などによって増加傾向にあり、大震災の影響で使えるエネルギーが制約されています。これからは限られた資源を効率よく使うことが課題となり、国では
住宅の省エネルギー化(低炭素化)を推し進めています。そのため優れた住宅性能の一つとしてエネルギーの消費量も削減される
気密性と
断熱性が重要となってくると考えられます。
タケウチ工務店では、光熱費や住宅のメンテナンス費など家計にかかる負担を抑える「家づくり&リフォーム」を心がけております。